今日、こんなニュースがTwitterでトレンドになっていました。
パソナ 就職難の学生1000人雇用へ 淡路島で働き研修(神戸新聞NEXT)
「やるじゃんパソナ」
ですが、Twitter上では
「令和の島流し」「奴隷確定」
などと、批判が殺到しています。
そこで今回は、パソナの就職難の学生1000人雇用について書いていきたいと思います。
それではいきましょう。
給料16万円の契約社員
パソナグループによる緊急雇用創出・人材育成プロジェクト『日本創生大学校』(名前w)
その雇用には、
- 契約社員
- 最長2年間
- 淡路島の寮で生活
- 大卒の給料は16.1万円
という条件があるそうです。
就職難とはいえ、前途有望な若者をファーストキャリアから契約社員で、しかも16万円の給料で淡路島に監禁ですからね。
さすがに批判されるのも理解できます。
さらにパソナのプレスリリースによると、
- 寮費26,000円
- 食費54,000円
- 研修プログラムを受けるには、月額28,000円が必要(任意受講)
が、給料から天引きされるそうです。
お、おまえら、逃げろ〜〜〜!!!
実際、人手が足らずに困っている中小企業なんて山のようにあるので、就活生は選り好みしなきゃいいという話なのですが、
「大手の経歴が欲しいだろ?」
と足元を見ているようにしか思えません。
あっ、イメージは竹中平蔵じゃないですよ!
パソナ、淡路島移転の実態
以前にもこのブログでパソナの淡路島移転についての記事を書きましたが、
パソナは島内でテーマパークやレストランといった施設を運営しており、これらが新型コロナ禍で大打撃を受けたため、本社移転は「テコ直し」ではないかとも言われています。
社員移住という1200人の補填だけでは飽き足らず、さらなる手を打ったのが今回の「就職難の学生1000人雇用」なのかもしれないと、僕は考えています。
さらに悲惨なことに、プレスリリースによると入社後〜6ヶ月は農業作業や、これらの施設での接客などが組み込まれているのです。
(業務例)
農業:農作物の販売・収穫、加工品の製造・販売等
サービス業務:接客・販売、調理、テーマパークキャスト等
営業・BPO・本社機能業務:デジタルマーケティング、Web制作、事務センターのオペレーション業務、給与計算、契約書作成、広報業務、企画制作業務等
もうやめて!とっくに就活生のライフはゼロよ!もう勝負はついたのよ!
島から逃げ出す若者が大量発生しそう。
パソナの知り合いに聞いてみた
あ、そうそう。
そういえば前回の記事で「知り合いにパソナの社員がいる」と書きましたが、その人に淡路島移転について聞いてみました。
すると淡路島の移転発表は寝耳に水だったらしく、ニュースで知ったそうです。
ど、どんだけ〜?(背負い投げ〜?)
それでは、素敵な転職ライフを!